ドライブレコーダーMicroSDのデータ復元

ドライブレコーダーで衝突直前のファイルが破損して再生できない場合、簡易的な復元方法では復旧できない事がよくあります。

また、撮影日時情報が動画上に白抜き文字として記録されていないモデルの場合、探してある目的の動画がどのカットなのか判らないのがドライブレコーダー復旧の問題点です。


データ復旧サービスは魔法ではありません

「データ復旧サービス」は「魔法」ではありません。パソコンで編集したり修復したり、上書きされてしまった場合、データの復元はできません。

また、事故直後にドライブレコーダーからMicroSDメモリーカードを抜き取らずに入れたままにされていると、上書き障害となり目的の動画データは戻りません。(但し、車のメイン電源に連動して入切するかはドライバーの方の良き設定、又は、都度設定によります)


事故後直ぐに取り外す事が重要

事故後直ぐに(1分でも早く)ドライブレコーダーからMicroSDを取り外す事が重要です。つまり「上書きが無い事」。事故後にドライブレコーダーの電源が入っていたら(録画され続けてしまったら)どんな動画回復技術があってもデータの再利用は不可能となります。

フォーマットされた場合

ドライブレコーダーでフォーマットされた場合も復旧できません。


事故後に撮影された時間

(例) トヨタ車にオプションとして搭載されているドライブレコーダーのメーカーが日本電機サービス、販売元がトヨタモビリティパーツ、型番TZ-DR500の場合、1時間に録画されるデータ量は約20GBでした。

つまり事故処理が3時間かかりレッカー車で1時間運搬した場合を計算しますと、最低128GBのMicroSDでないと上書きされてしまう事になります。

事故後に以下の時間以上撮影されてしまった場合、受付はお断りしています。

MicroSD容量 前カメラのみ 前+後カメラ
16GB 45分 32分
32GB 90分 65分
64GB 3時間 130分
128GB 6時間 4時間
256GB 12時間 8時間
    • フロントカメラが400万画素の場合
    • リアカメラが200万画素の場合
    • 社内カメラが200万画素の場合

ドライブレコーダーは特殊料金

ドライブレコーターの動画の場合、市販のデータ復旧アプリでは復元できない事が多い機器です。
正常な動画
削除前の動画(イメージ画像です)


受付できない物

      • 撮影日時が動画上に記録されないモデル
      • 撮影日時が録画されるような設定がされていなかった
      • 事故後に完全フォーマットした
      • 事故直後にMicroSDを抜き忘れた
      • 上書きされたMicroSD

復旧不可動画
ファイルが破損しているとPCでは上の通り開けません。


復旧成功動画
当店に依頼された場合、ほぼ動作します。(上書きされたファイルは技術と関係なく復旧できません)


主なトラブル例

      • MicroSDメディアの障害でファイルが開けない
      • 誤操作で特定のファイルを削除した
      • 誤操作でクイック・フォーマットした
      • 事故の瞬間だけの動画が見つからない

結果サンプル

メディア:MicroSD
メディア容量:16GB
記録データ量:6GB
ファイル形式:mov

削除前 動画ファイル数 16
削除前 動作する動画ファイル数 11
削除後 ファイルの修復成功ファイル数 9
削除後 通常のデータ復旧ファイル数 0
削除後 高度データ復旧ファイル数 126

ドライブレコーダーのデータ復元料金

復旧料金(円)

容量 Time有 Time無
キャンセル料 2,000 2,000
32GB 25,000 35,000
64GB 30,000 40,000
128GB 35,000 45,000
      • 対応拡張子:mp4/mov/その他
      • 復旧対象の時分情報が必須です
      • データ量と料金は関係ありません
      • 日時分秒が文字情報として画像上に表示されない動画の場合、復旧希望の動画を探す作業は致しません。

動画ファイル修復料金

MicroSDメモリーに物理障害が無い事が条件です。
契約条件を満たさなかった場合はキャンセル・無料です。

動画修復料金(円)

ファイル数 容量 修復料金
1 ~1G 15,000
1 ~2G 20,000
~3 ~1G 30,000
~3 ~2G 40,000

・対応拡張子:avi/mpg/mov/mp4/mts/m2ts


お申込み時に必要な情報

      • ドライブレコーダーのメーカー名と型番
      • 事故の日時分
      • 実際の日時と内臓時計との誤差

受付できない物

      • 誤操作でファイルを削除された後に録画された
      • ドライブレコーダーでフォーマットを実行された
      • パソコンで完全フォーマットされた
      • ファイルを削除した日時が不明
      • 事故の日時分が不明

問題点

ドライブレコーダーに時計用電池が内蔵していないモデルは、撮影時間が特定できないため、欲しい画像を探すのに長期間を要し、現実的ではありません。画面に日時が記録されているかどうかが重要です。

ドライブレコーダーに電波時計が内蔵されていないモデルの場合、車の電源を切るとドライブレコーダーへの通電もOFFとなるモデルがあります。記録されている日時が正しい日時かどうかご確認下さい。


特殊な拡張子vddやvdx

ドライブレコーダーの動画拡張子は「mp4」「mov」が多いようですが、まれに「vdd」や「vdx」に遭遇します。特殊な拡張子の動画はWindows10のPCで見れるように修復します。拡張子の指定があればリクエストして下さい。一般的には「mp4」や「mts」にします。料金は状態(事故の日時が明確で、且つ時計が合っていれば)にもよりますが1万円程度が多いです。


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