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Server RAIDのデータ復旧
福岡県 福岡市 南区 井尻で、SAS RAID Server(サス・レイド・サーバー)のデータ復旧・復元を行っています。
データ復旧料金は福岡県で(九州でも中四国でも)最も安い料金である事が最大の特徴です。
もちろん、復元品質はSAS RAID Server専門業者と同じく最高レベルだと自負しております。
大手他社の高額な見積りで諦めていた中小企業様のデータを最高復元率且つ格安料金で提供できます。
料金がご予算をオーバーの場合はキャンセルが無料です。但し上書き書込やスキャンや再構築に失敗されていない事が条件です。
公開中の最低料金で、ご希望のデータ復元に成功した場合はキャンセルできません。
SAS RAID Serverには会社の重要なデータが多量に保存されていると思いますが、その大切なデータを消失して、頭の中が真っ白になっていませんか?
お気持ちは察しますが、冷静に行動されて下さい。
某大手業者は[2万円~]等、の絶対にあり得ないような低料金の嘘をつき[無料診断]と[宅配便による無料集荷]で誘導されますから、落とし穴にはまらないようご用心下さい。人質に取られたら最後、HDDは戻っても貴方の大切なデータは戻ってきません。
Serverは複数個のHDD(殆どがSAS(サス)インターフェースのHDD)から構成されており、キャビネットやサーバーケース等から取り外して、一般的なPC等へ接続してもRAID0/5/6/10等で構成されたデータは見えませんし、そもそも一般のPCとは異なる仕様(形状及びその他)です。
「Server RAIDのデータ復旧料金は超高額が当然」と思っていませんか?
当店で「障害レベル:軽度」の判定品が、他社では「重度」と見積りされる事が多いメディアです。
障害発生後の対処が適切であれば、他社さんのような超高額を出さなくてもデータ復旧できる事が多いですよ!
障害後に絶対にしてはいけない事
- 電源の再起動はしないで下さい
- HDD記録順番が重要ですからスロットから取り外す前に番号ラベルを記入して下さい
- RAID機器のスロットに番号が記載されていないモデルは写真撮影後に取り外して下さい。
- 他のサーバーへの取り付け(同じモデルでもいけません)
- 物理障害なのにスキャンをすると即死します
- HDDの交換(データを確保した後が交換タイミングです)
- RAIDの再構築はしないで下さい
・以上の事を間違えますと、せっかく復旧できる筈のデータは二度と戻ってこない原因となりますのでご注意下さい。
キャンセルについて
成功報酬:データ復旧をご希望されたファイルが復旧できなかったら、無料でキャンセルできます。
逆に、データ復旧をご希望のファイルが仮見積料金で復旧できた場合、お客様都合のキャンセルはできません。
なお、相見積りはデータ復旧サービスでは存在しない業界です。一旦キャンセルされれば、その見積りは無効となります。(例)もし返却した翌日に再申込みされても前日の見積額では受付できなくなります。低額データ復旧チャンスはたった1回限りです。
先ず復旧前にHDD全数のイメージデータを確保します。
軽度ダメージのHDDは下写真のようなデュプリケータを利用して物理セクター毎にコピーします。不良セクターが固まった場所にある場合はこの方法ですとヘッドを痛めて結果としてプラッタに傷が入る可能性が増大しますから以下の方法を利用します。高温により痛めないようにファンを利用し冷却しながらコピーします。
中度ダメージの不良セクターHDDはジャンプセクター数やブロックサイズを設定できるデータイメージング装置を利用します。(DolphinやData Compass等)
WindowsやLinuxPCでは認識が困難なHDDはPC-3000等のデータ復旧装置をイメージャーとして利用します。
RAID無(単品)
データ復旧料金
SAS-HDD 総容量 |
物理障害 |
キャンセル料(中断) | 2,000円/本 |
300GB | 8~12万円 |
1TB | 10~14万円 |
2TB | 12~16万円 |
- このメニューはインターフェースがSASの場合です。
- SATAの場合は値引が可能です。
- 軽度は、システムファイル破損、ファイルシステム破損等、論理障害。
- お客様都合のキャンセルはできません。
- 物理不良セクター、プラッタ劣化、RAID崩壊
- ご注文なしで返却後、見積りは無効となります。
*「データ復旧不可」と判定した場合はデータの納品はせず復旧料は不要です。
Server RAIDのデータ復旧料金
2本構成RAID1
データ復旧料金
SAS-HDD 総容量 |
物理障害 |
キャンセル料(中断) | 2,000円/本 |
600GB | 10~12万円 |
1TB | 12~14万円 |
2TB | 14~16万円 |
4TB | 16~18万円 |
- 軽度は、論理障害等、システムファイル損傷、ファイルシステム損傷等。
- 軽度の場合はキャンセルできません。
- 中度は物理不良セクター、ヘッド劣化、RAID崩壊等
- 2本構成モデルは2本共お持ち下さい。復元率が高くなります。
- 3本構成以上のモデルも全ての本数をお持ち込み下さい。
- 即決で無い場合は10%加算となります。
- ご注文無しで返却後、見積りは無効となります。
- SATAの場合は値引可能です。
- セクター長512/4k以外はオプション
*「データ復旧不可」と判定した場合はデータの納品はせず復旧料は不要です。
Windows Server4台構成RAID0/5/6/10
復旧料金
SAS-HDD 総容量 |
物理障害 |
キャンセル料(中断) | 2,000円/本 |
1TB | 20~25万円 |
2TB | 25~30万円 |
4TB | 30~35万円 |
8TB | 35~40万円 |
- Server RAIDのHDD本数は4本が標準料金
- 軽度の場合、お客様都合のキャンセルはできません。(例)違約金2,000円×4本=8,000円
- 中度以上の場合、見積りを提示しますのでキャンセルできます。
- RAID-5は、HDDが1台死んでも残りの正常、又は軽度障害のHDDからデータ復旧可能
- RAID-6は、HDDが2台死んでも正常又は軽度障害の2台からデータ復旧可能
- RAID-10は、組み合わせによりHDDが1台死んでも正常又は軽度障害の3台からデータ復旧可能な場合と、HDDが2台死んでもデータ復旧可能な場合があります。
- 暗号化されている方は申し込み時にオプションとしてご申告下さい。
- 納品用HDDはUSB3.×以上、SATA、eSATAのいずれかが標準です。
- SAS、HFS+、APFS、XFS、EXTでの納品はオプション。
- 即決では無い場合は10%加算となります。
- SATAの場合は値引可能です。
- セクター長512/4k以外はオプション
キャンセル料 | 2,000円×本数 |
復旧中のキャンセル料 | 30% |
復旧後のキャンセル料 | 65% |
データ納品作業料 | 0円 |
データ量 | 問わず |
NTFSで納品 | 〇 |
eXFATで納品 | 〇 |
EXTで納品 | 〇 |
暗号化 | オプション |
- RAIDの軽度は、リードエラー、軽度不良セクター、RAID解析が楽な状態
- RAIDの中度は、重度不良セクター、ヘッド劣化でリード速度が遅い、RAID手動解析が必要
- SASの初期診断はSATAと異なり時間がかかります
- SATAのHDD単品毎の初期診断は1時間程度です
- 納品用HDDはUSB3.0以上でフォーマット形式はNTFS/exFAT/EXTから選択が可能です
RAID Server重度データ復旧料金
開封等、破損パーツの交換が必要な重度物理障害
Windows Server/4台構成/RAID0/5/6/10
SAS-HDD総容量 | 料金 |
2TB | 見積 |
4TB | |
8TB |
- 上の料金表は、状態によります。重度物理障害の台数、軽度物理障害の台数、論理霜害の台数など・・・。見積りで確定させて頂きます
- トラブル発生後の処置が正しければ、部品交換が必要な重度物障は殆どありません。1%
- RAID5で4本構成の場合、HDD3本からデータ復旧できる事が多いのですが、2本目も重度の物理障害の場合両方を修理しないと最新のファイルが復旧できない事もあります。RAIDの再構築に失敗された後に持ち込まれた場合、重度のHDDから復旧する必要となり、より高額になりますので、データ復旧前にRAIDの再構築を実行されないようにして下さい。1本目HDDが障害の時には2本目HDDも障害が発生している事が多いのです
- RAID 5でHDD2本が重度物理障害の場合は殆どありません(1%未満)。最悪の状態ですからヘッド交換など行っても復旧できない事があります
出張データ復旧料金
- 2024年9月現在、出張先での診断は中止しました。(近距離は日により有料集荷が可能)
- 福岡市及び福岡近隣の法人様は出張引取サービス、初期診断サービスを行います。(見積費用がご予算オーバーでデータ復旧をキャンセルされた場合でも、出張料+高速道路料+駐車料+作業料を請求させて頂きます)
- データ復旧日数の目安:一般的な軽度の場合2TB毎に2日~3日
SAS-HDD総量 | 某大手料金 | 当店上限 |
~2T | 80~120万円 | 全国一格安
半額保証 |
~4T | 100~150万円 | |
~8T | 120~200万円 |
Server出張初期診断の受付が可能な条件
- 2024年9月現在、休止しています。
- 復旧作業専用(3帖以上の個室)がある。
- 電源コンセント2カ所以上ある。
- 机2台(長さ2m以上、奥行70cm以上)と椅子がある。
- 作業中の見学はできません。
- 深夜も24時間、連続通電します。
- データ復旧日数は予測できません。
- 初期診断直後にキャンセルができますが一部の費用が発生します。
- 出張先での復旧が複数日となりそうな場合は持ち帰ります。(費用が発生します)
(万円)
出張先 | 出張料金 |
福岡県福岡市又は10km以内 | 3 |
福岡県春日市 | |
福岡県大野城市 | |
福岡県太宰府市 | |
福岡県筑紫野市 | |
福岡県那珂川市 | |
福岡県古賀市 | 4 |
福岡県中間市 | 4 |
福岡県北九州市 | 5 |
福岡県田川市 | 5 |
福岡飯塚市 | 4 |
福岡県直方市 | 5 |
福岡県宮若市 | 5 |
佐賀県鳥栖市 | 3 |
佐賀県佐賀市 | 宅配便
往復とも 送料無料 |
その他の佐賀県 | |
長崎県 | |
熊本県 | |
大分県 | |
鹿児島県 | |
宮崎県 | |
山口県 | |
広島県 | |
島根県 | |
鳥取県 | |
岡山県 | |
愛媛県 | |
香川県 | |
徳島県 | |
高知県 |
対応Serverメーカー
- NEC(エヌ・イー・シー) RAID Server Express / iStrage
- FUJITSU (富士通)RAID Server Primergy
- DELL(デル) RAID Server PowerEdge
- HP(ヒューレットパッカード)RAID Server ProLiant
- Lenovo(レノボ)RAID Think System Server
対応インターフェース
- SCSI (スカジーと呼ばれています)ピンタイプ・ハーフ50PIN(DOSV/PCAT互換機用)
- SAS(Serial Attached SCSI)サスと呼ばれています。29ピン
- SATA(サタと呼ばれています)
- その他
サーバーのデータ復旧が難しいと言われる理由
多くはHDD台数が3本以上で構成されている(まれに2本)
・順番/ブロックサイズ/スタートセクター数/同期か非同期/右か左/パリティ等の解析が必要。
HDDのインターフェースはSASが標準である
・端子の形状がPCのようなSATAではない。
フォーマット形式が様々
・LinuxならEXT4
・WindowsならNTFS
OSがServer専用であるので見慣れないデザインと操作性
・使い慣れない操作・デザイン
対応RAIDボードメーカー
・LSI(エルエスアイ)はアメリカのRAIDカードのメーカー。DELL/NEC/FUJITSU/HITACHI等、殆どのPC ServerメーカーがLSIのOEM品です。2014年に買収された後の会社は[AVAGO(アバゴ)]
・Adaptec(アダプテック)販売価格が高く大規模システム向け。Windows 2000 Server時代までは殆どがこのAdaptec製のSCSIボードでしたが現在はあまり見かけなくなりました。
対応OS
- Windows Server 2022/2019/2016/2012/2008/2003
- Linux
- その他
対応ファイルシステム
- NTFS
- EXT4/3/2
HDD交換修理
データ復旧と同時にお申し込みの場合に限り対応可能です。但しソフトウェアのDVDやライセンスが必要です。
ご注意
Serverに障害が発生後、絶対にやってはいけない事は次の通りです。
- キャビネットからHDD(ハードディスク)を取り出す前にRAID順番を記入して下さい。
- スロット番号とRAID順番を混同しないようにご注意下さい。
- キャビネットに番号ラベルが貼られている場合は、取り外す前に写真を撮影して下さい。
- HDDマウント金具からは取り外さないようお勧めします(ネジが硬いので破損し易いです)
- 電源を入切されると、状態が益々悪化してしまい復旧できるはずだったデータが復旧できなくなったり、復旧料金が高くなります。
- RAID番号順を入れ替えないで下さい。復旧できなくなる原因となります。
- メーカーに電話されるとリビルド(再構築)を誘導されますが、データが重要なら絶対に実行しないで下さい。データの確保が先です。
- 同じモデルが複数あった場合、別のケース(筐体)に取り付けられると復旧できなくなります。
- パソコンに詳しい人(!?)の話は参考になりません。自称パソコンマニアの方に預けられると 大切なデータは二度と戻りません。これが最も多い悪例です。パソコンの操作に関する知識ではプロでもデータ復旧の知識は全く別分野です。実は当店に持ち込まれる案件の大半はこのケースなのです。何もせずに持ち込まれるのが得策なのです。
- 販売店にデータ復旧のご相談をされても解決しません。(買い替えや修理を薦められるだけで消失データは戻りません。)
- メーカーさんに修理に出されると機器は修理され使えるようになりますが、大切なデータは消され機器だけがデータ無しで戻ってきます。
取り外したらいけない理由
「RAID Server」システムで動作しているモデルは、むやみにケースから取り出すと危険であり、復旧出来るはずのデータも復旧出来なくなります。RAIDレベルの変更や再構築は命取りとなります。(残念な事に多くの方が失敗された後に持ち込まれます)。1台のHDDが劣化していれば他のHDDも劣化している可能性が高いので、壊れた1台目のHDDを新品に交換後の再構築は危険な作業です。メーカーのサポートに電話されると間違った情報で誘導されデータは破壊します。再構築の前に「データの救出」が必要です。もし2台目のHDDに不良セクターがあれば「再構築の失敗」となり、データは戻ってきません。仮に戻った場合でも復旧率は低く、復旧料金は高額となります。安価にデータ復旧をご希望なら、1台目が壊れた時点で「何もせずご相談」をお薦めします。
しつこいようですが非常に需要です。既に障害が発生している場合はデータ復旧を最優先される事が重要です。RAID再構築ではありません。安易に(メーカーの説明書通りに)HDDを交換され再構築されますと、よくリビルドに失敗します。
RAID Serverによくあるトラブル症状
- 停電が発生後、ドライブにアクセスできなくなった。
- 突然ドライブが見えなくなった。
- 突然ファイルが見えなくなった。
- 赤の警告ランプが点滅・点滅している。
- エラーが表示される。
- 「カッチン、カッチン」と異音がするようになった。
- パソコン修理店で 「修理は出来るがデータが消える」 と言われた。
- メーカーで 「修理はできるがデータは消します」と言われた。
RAID Serverの復旧をお急ぎの方
お急ぎのデータを早めに納品し、残りのデータを後日納品する事もできます。但し対象は以下の通りです。
- ユーザーデータ領域のファイルシステムに損傷が無い。
- 物理障害ではない。
- データ量が多い方の納品先メディアは、USB3.0/3.1/eSATA/SATAのHDDに限ります。
読み取り速度とHDD容量の関係(復旧迄に要する日数表)単位:GB
RAID Server復旧に要する時間
- RAID構成のデータ復旧に要する時間は[HDDのコピー時間]+[RAID解析時間]+[納品用HDDへのコピー時間]
- HDDのコピー時間は、RAID1の場合、不良セクター数が少ない方のHDDからクローンを作成しNTFSのHDDへコピーします。
- RAID5の場合、良い方から3台のクローンを作成し、RAID解析を行い、納品用HDDへコピーします。
- RAID6の場合、2台を選択します。
- RAID10の場合、組み合わせにより2台又は3台を選択します。
- NAS容量が500GBのクローン時間は状態により異なり最短60分~最長1日です。
- RAIDの解析に要する日数は平均1日。
- ファイルが見えればデータリストを作成しますが1時間程度。
- 納品用のUSB HDDへのコピー時間は1時間に100GB程度です。
RAID Serverの障害レベル
物理障害
物理障害のRAID Serverの場合、復旧チャンスは1回である事が多いです。重要なデータの復旧には一般的にクローンディスク(複製)を作成します。
2台構成モデルの工場出荷時はRAID-1である事が多いです。
納品後の再復旧依頼は別途料金となりますので、全てのフォルダ納品をお薦めします。
RAID Serverによくある症状
- フォルダやファイルにアクセスできない。(軽度の場合もあります)
- パーツ(ヘッドやモーターや基盤等)の交換が必要。
- 起動しない。(軽度の場合もあります)
- HDDの1台が回転していない。
- HDDの1台から「カチカチ」と異音がする。
- 異臭がする。
- 煙が見えた。
サーバーの機器メーカーへ修理を依頼された場合、データが消去されたりHDDを交換されますので大切なデータは二度と戻ってきません。
パソコンデータ福岡のデータ復旧サービスはそんな時にお役に立てる可能性があります。
どこよりも安く!どこよりも早く!。
- 機器から取り出される前に、場所/番号等を控えて下さい。間違えられると復旧できなくなる事があります。
- 1台目のHDDが故障した際にはリビルドを実行されないで下さい。リビルドの失敗によりデータ復旧作業料が高額になったり、復旧不可となります。
RAID Server復旧料金の他社比較
RAID Serverは、RAID0の事がまずありませんから、開封してヘッド交換しないとデータ復旧できない事は殆どありません。
某大手データ復旧業者の見積りが、Server RAIDの4本構成モデルの場合、超ビックリ100万円以上でした。
「パソコンデータ福岡」の見積り30万円台が某大手では80万円以上の事が多いです。
「パソコンデータ福岡」の見積り20万円台が某社では60万円の事が多いです。
「パソコンデータ福岡」の初期診断で壊れていない事を確認済のハードディスクが、某社では「ヘッドが壊れているのでクリーンルームで部品交換をしないとデータは復旧できない」と嘘を言い、さらに「早くデータ復旧を申し込まないと時間が経過する事でデータは益々消失する」と脅したり、「低額復旧メニュー」と「高額復旧メニュー」を提示し、「低額復旧メニューを選択されたら復旧率が悪くなる」と、騙す行為も頻繁に聞いています。(以上、お客様から聞き取りました内容です)
某社の見積り200万円をキャンセルされますと見積りが一気に100万円に減額され、それでもキャンセルされると・・・。
他社の見積額を否定するつもりはありませんが、騙しや脅しの行為は許されません。
HDD 構成台数 |
容量 | イメージ回収 FS再構築 |
納品用HDD へコピー |
2台 | 1TB毎 | 1日 | 1日 |
4台 | 1TB毎 | 2日 | 2日 |
RAID Serverの合い見積り事例
【トラブル症状】突然、ネットワークからドライブが消えた。
【希望内容】トラブル発生データ直前のデータを復元して欲しい。
【作業内容】4台のHDDにスロット番号を記入したシールを貼りました。次に1台毎に使用回数と通電時間を調べました。4台のHDDの内2台に不良セクターがある事が判明しました。RAIDレベルをユーザー様へ聞きましたが不明との事でした。設定された業者も既に廃業されているとの事で連絡がつかないそうです。4台のHDDのイメージデータを回数するのにお預かが必要である事をお伝えしました。診断を30分でして欲しいとの希望でしたが物理障害のHDDから直接復旧してみる事は自殺行為です。某復旧業者さんはしているようですが・・・
見積金額だけでもお急ぎでしたので3枚の見積書を作成しました。1枚目は3台目のイメージが回収できた場合。2枚目は3台目のHDDも4台目のHDDもイメージが回収できた場合。両方から回収できない時に開封修理する場合。
【お客様のご希望】会社の指示で復旧業者3社から見積書をもらい、その結果により依頼先を決める、というものでした。
【当店のコメント】データ復旧の場合、他の業界のように「相見積り」は現実的ではありません。
【相見積りは意味がない理由】先ずデータ復旧のチャンスは1回しかない事を認識すて下さい。正確に言いますと、より「安価なデータ復旧チャンス」は最初の1回目です。また、「高復元率」の復旧チャンスも最初の1回目です。理由は大きくは2つあります。そのデータ業者が見積りした時点でのHDDのダメージの状態と1週間後に戻ってこられ正式に注文頂いた時点でのHDDを比較しますと、ダメージの程度が同じではないのです。[診断だけ]と称して実際には復旧を最後まで終わらせた上でデータリストを提供する業者があります。このデータ復旧業者が最も技術力があるように勘違いしやすいのですが、1番目にデータ復旧を完了させた業者が最も高い復旧率となり、3番目の業者が最も低くなります。つまり一旦返却したHDDは見積りが無効となるのです。何処のデータ復旧業者も同様です。他の業界とは異なる事情があります。
どうしても会社のルールで3社の合い見積りが必要な法人様の場合は、初期診断だけを行うデータ復旧業者を選択するべきですが、一般のお客様がそれを判断できるはずはありません。物理初期診断はHDD1台に対し1分以内が限度ですから4台構成で計4分です。容量1TBのHDD1台に対し3時間預かるという業者はディスクのイメージを抽出していますので初期診断ではありません。それは完全復旧です。預けて帰ったらいけません。論理的に破壊したHDDは4分では全業者とも診断できないのです。論理作業ではダメージは受けません。しかしここで2つ目の問題があるのです。某業者で診断された場合、もし超高額だったとしてもご注文されなかったら、データは消されてしまいます。20TBのHDDでも1秒間でデータは消失します。貴方は「悪トク業者」の見分けがつきますか?!
つまり相見積りは存在しないのがデータ復旧業界です。
RAIDのレベルについて
RAID-0
HDD数は2台構成が多く速度をあげるために利用される方があります。しかし危険な方式ですから利用されないようにお勧めします。
RAID-1
HDD数は2台構成で、1台目と2台目に同じデータが記録されます。片方が死んでももう片方から復旧できる事が多いです。但し1台目が故障したら2台目も同じ障害に近い事がありますからご注意です。
RAID-5
HDDは4台構成が殆どです。1台が死んでも残りの3台からデータ復旧できます。但し1台目が死んだら2台目以降も同じ故障が発生している傾向です。1台目が死んだら即停止して残りのHDDからデータを確保する事が重要です。先にHDDを交換しますと復旧できなくなる事もよくあります。
RAID-6
HDD数は4台構成が殆どです。2台が死んでも残りの2台からデータ復旧できます。現在は最も安全な方式です。容量が半分となりますから効率は悪いです。
RAID-10
HDD数は4台構成が殆どです。1台又は2台が死んでも残りからデータ復旧できます。
その他にもRAIDの種類は存在しますが、上記以外は殆ど利用されてません。少なくとも当店では遭遇した事はありません。
RAID6は2つのパリティーを書き込んでいますのでHDDが4台構成の場合2台が同時に止まっても他の2台から復旧が可能です。
デメリットは容量が半分に減る事とRAID5に比較して複雑な動作をしているので論理障害時の復旧難易度は多少高いです。
RAID1の問題点
RAID1(ミラーリング)はRAID無に比較してデータの安全性は1.7倍となります。同時にクラッシュする事はまずないですから・・・。なのに復旧に持ち込まれる事が多いのは何故でしょうか?。RAID-1対応モデルは工場出荷時にはRAID-0ですから購入後に変更する事が重要です。中にはRAID-1に変更して運用していたのに勝手にRAID-0に戻ったという方も多いようです。HDD総容量(モデル値)の半分に見えればRAID-1です。
共有サーバーについて
・安全性ランキング
- Linux-Server+RAIDボード+SASのHDD+無停電装置
- Windows-Server+RAIDボード+SASのHDD+無停電装置
- NAS-RAID6+SATA(WDのRED-Plus/Pro)+無停電装置
- NAS-RAID5+SATA(WDのRED-Plus/Pro)+無停電装置
- NAS-RAID1+SATA(WDのRED-Plus/Pro)+無停電装置
HDDメーカー名
HDDメーカーは現在3社のみです。WesternDijital、東芝、Seagateです。
SAMSUNGはSeagateに吸収されました。
日立(HGST)はWesternDijitalに吸収されました。
HPはSeagate製のHDDが多いようです。
DELLは東芝製のHDDが多いようです。
SASサーバーのデータ復旧
一般的なパソコンとサーバーの違い
ハードディスクのインターフェースの違い
一般的なパソコンのインターフェース(端子の形状)はSATAという規格ですが、サーバーはSASです。
SASはSerial Attached SCSI(シリアル・アタッチ・スカジー)の略です。
LSIのRAIDカードにはSFF8087という端子に接続します。
AdaptecのRAIDカードにはSFF-8087の他、8643という端子のモデルが一部存在します。
SASのケーブルにはSASのHDDでもSATAのHDDでも接続できます。但しRAIDボードが対応している場合。
SATAのケーブルにはSASのHDDは接続できません。
SASとSATAの形状の違い |
違い2:ハードディスクの数の違い
一般的なパソコンはハードディスクが1個ですが、サーバーは2個以上です。2個構成はRAID1又はミラーリングと呼ばれています。4個構成はRAID5又はRAID6又はRAI10です。
サーバーのデータ復旧はパソコンと比較して難易度が高いため復旧料金は割高となっています。