LinkStationが故障した場合修理する方法
ご注意:データ復旧が先ですから忘れない事!!
Buffalo製の家庭用NASはLinkStationシリーズとして販売されていますがHDDが物理障害となった場合HDDをフォーマットしても正常動作しません。選択肢は3つ。
1:メーカーにHDD交換修理を依頼する。
2:Buffaloから販売されている純正のHDDを購入し自分で交換する。
3:バルク品のHDDを購入し自分で交換する。
上記1の、問題点は、価格が高い事。新品を購入した方が安くなりますので修理の意味はありません。
上記2の問題点は、ファームウェアのインストールには知識と経験が必要。
上記3の問題点は、2と同様。
つまり、純正のHDDはバルク品の2倍以上の価格ですが中身はバルク品と同じです。紙箱に入っているだけです。保証期間がバルク品は1週間~1ヶ月。純正品は1年が多い。オプションで最大5年保証もあります。
NASの中級以上のモデル(プロ用という意味ではありません)にはWesternDijital製のREDシリーズが使われている事が多いようです。
純正なのでファームウェアがインストール済みだと勘違いして購入する人が多いようですが、生HDDです。つまりケースに取り付けてもLinux OSは起動しません。
HDDの交換手順
ここで、このブログをご覧頂いたプレゼントとしてHDD交換の方法をご紹介します。
HDD容量が小から大へ交換する場合は、多くのサイトで紹介されていますが、HDD容量が大から小へ交換する場合の方法は見当たらないようです。というより、不可能と書かれています。
データパーティションのフォーマット形式はXFSなので仕様としてできない。というサイトが多いです。
本当にできないのでしょうか?
結論から書きますと、できます。
手順は以下の通り。
1:正常に動作している大容量HDDのデータパーティションの容量を縮小する。
2:XFSでフォーマットする。
3:小容量のHDDへクローンする。
4:Buffaloより最新のファームウェアをダウンロードする。
4:アップデートを実行する。
5:80GBのHDDの場合、約30分程度で完成する。
以上です。